2016年04月24日(日) 防災説明会を行いました
今年度は防災分科会を立ち上げ、救護、情報、建築、調達など個別に災害時の対応などを検討し、いままで気が付かなかったことや認識が甘かった部分などが明瞭になったので、それをまとめる意味で説明会を行いました。18人が参加してくれました。ちょうど熊本地震の後だったので、その話題も出て、見直しをすることができました。当日の質疑応答を参加者がまとめてくれたので参考にしてください。
当日配布資料(スライド資料、防災基礎資料集2015年度版)はログイン⇒居住者ホール⇒管理組合の活動⇒防災委員会の活動⇒2015年度の活動からダウンロードしてください(カラー版PDF)、また説明会ビデオも同じページから見ることができます。
<質疑応答>
◇②原則、被災しても団地の留まる、について
・当団地は、どの震度まで耐えられる構造になっているのか。 →新耐震基準で建築されている。震度の数値については要確認。
・救援物資は、避難所で留まっている人にしか渡されないのではないか。団地内に留まっていても、救援物資が入手できるのであればよいが。
・熊本地震のように、余震が何度も続くと、当初は問題なかった建物でもやがて崩壊することがある。当団地の建物は、余震が連続しても持ちこたえることができるのか、危惧がある。したがって、団地に留まる方針は状況次第だと思う。
・夜間、寝るときは、避難所よりも自宅の方がよいと思う。
・熊本地震の余震の回数を考えると。青空避難や、乗用車内での宿泊も考慮しておくべきと考える。
・当地区の避難所としての聖小は、地区の住民数の10分の1しか収容できないというのはいかがなものか。市役所には現実的な数字として、再考をお願いしたい、と思う。
・ひじり館B2ホールや、廊下、玄関のように家具も何もないスペースの確保は重要。→空き部屋はあるが、実際には物置代わりに使っていたりして、スペースの確保は難しい。
◇その他
・停電後、しばらくしてから通電した時に火災が発生しやすいため、感震ブレーカの設置について、住民にもっとアピールする方がよいのではないか。→感震ブレーカは、2015年度防災委員会でテーマにしており、実際に購入し、実験もしている。団地内訓練でも展示した。
・安否確認のひとつの方法として、笛を準備しておき、存在を知らしめることも一考。
・排水管の更新工事はしていない。→寿命を超えているのであれば心配。
・予算の関係もあるが、管理事務所だけは絶対に損壊しないようにするとか、大規模修繕で検討してもよいのではないか。→震災の際は災対本部、救護所として利用することを見据えているので管理事務所/集会所の建物は重要。
・ブロック倉庫とは何か。→集会所裏の防災倉庫は満杯であり、また、ブロックによっては遠いのでブロックごとに防災用品等を収納する倉庫を設置することを検討している。2016年度は、手始めに希望するブロックにて設置し運営していけるか様子を見たい。