8月6日に最初の放射線量の測定を行ってから3か月、もう一度やりたいな~と思っていたところ、偶然に当団地に住む原子力の専門家Mさんから高性能線量計を半日間使えることになったがどうするか?という申し出があり、渡りに船と、さっそく11月9日(水)に2回目の放射線量の測定を行いました。
今回はシンチレーションカウンタという高性能の線量計を使えたので、測定時に針にぶれがなく、結果として測定時間を短縮でき、全部で80か所の測定を行うことができました。
また、放射線量が3か月前とほぼ同じ結果が得られたことで、前回のような高性能ではない線量計でもきちんとした測定を行えば、ほぼ同じ結果を得られることが分かったことも収穫でした。
線量については、心配する数値ではありませんが、そうであるということを私たちが独自に調べて知っているということがとても大切なことです。測定機器と測定条件など
環境放射線測定に使用した測定器
左側の測定器:CsI(Tl)シンチレーションサーベーメーター 堀場製作所製 Radi AP-300 型(参考用)
右側の測定器:NaI(Tl)シンチレーションサーベーメーター 日立アロカメディカル社製 TCS-171 型
(エネエルギー補償形γ線用シンチレーションサーベーメーター)
団地内の放射線測定結果の記録は、TCS-171 型測定器を使用
使用した測定器の校正
2011 年4 月5 日 (137Cs 線源を用いて)校正済(JIS Z 4511-2005 に準拠し校正)
環境放射線測定レベル(聖ヶ丘地域の想定範囲は0.5μSv/h 以下)における校正定数:0.98
測定条件:時定数 30 秒設定 時定数の3 倍以上の時間経過後に測定開始
測定回数:各測定点について10 回以上測定
測定位置:汚染の有無等の確認を目的として測定を行うため、検出器を測定対象に接することにより測定。
測定日時:2011 年11 月9 日 午前8 時~午前10 時30 分
天 候:晴れ
測定結果
測定マップ
測定データなど
04 聖ヶ丘3丁目空間線量率測定結果 2011.11.09.pdf05 聖ヶ丘3丁目空間線量率測定結果グラフ 2011.11.09.pdf