2014年3月8日に団地内の放射線量の測定を行いました(8回目)
今年も3.11が近づき、すでにあれから3年経ちましたが、あの年から始めた団地内の放射線量の測定は今回で8回目になりました。今回もエステート聖ヶ丘ー3団地に住む原子力の専門家Matsushimaさんのご協力を得て、高性能シンチレーションカウンタと、ガイガーミューラー計数管を各1台、それに堀場製作所のハンディタイプのシンチレーションカウンタ3台をお借りして計測を行いました。一般参加でHaraさんと防災委員からTokunagaさんとHosogaiさんが参加し、4名で計測を行いました。放射線量の計測は、定点観測として団地内の38箇所を計測し、さらに個別に気になる箇所約20箇所について計測を行いました。
震災1年目は雨どいの下や側溝の汚泥などが他の場所の数倍の線量がありましたが、その後の雨どい軒下の改良や除染などの作業の結果、今年はほとんどすべての観測地点で0.06μシーベルト~0.08μシーベルトの値に落ち着いてきました。
現時点の判断では、0.07μシーベルト前後が、原発事故の影響を取り除いた従来からの放射線量のベースラインであったと考えています。