中層棟
建物の構造は壁式構造
高層棟はラーメン構造と言う柱の骨組みで構造を作りますが、3階から5階の中層棟では柱を使わず壁の面で建物を支える壁式構造がよく使われます。壁式構造は面で加重を分散するので耐震性に優れていると言われています。当団地の中層棟もすべて壁式構造になっています。3.11の大震災も震度5強の揺れがありましたが、当団地の建物の被害はありませんでした。最上階はロフトが付いています
中層棟の最上階は天井裏の部屋、いわゆるロフトになっていて、天井がすぐなのでかがまなければなりませんが、かなりのスペースがあり、物置のかわりに使えます。1階は専用庭が無料で使えます
中層棟の1階の住戸には専用庭があり、固定資産税は上階の住戸より若干高くなりますが、無料で使うことができます。庭いじりや草花が好きな人には最適です。エレベータはありません
当団地はすべて3階建て~5階建てでエレベータはありません。5階まで階段を上るのは若いうちは何でもありませんが、年をとるとけっこう大変という声もあります。ただ、20階建ての高層マンションなどのように地面との接触感覚が薄れてしまうことはなく、その点では自分の足の届く範囲で生活できるというのは意外と大切なのかもしれません。
中層棟の標準タイプ(T1)
標準タイプ(T1)は6棟98戸あります。3階建てと4階建てとがあり、ほとんどは3LDK(内法基準で77.82㎡)ですが、2棟だけ3LDKと4LDK(内法基準で92.41㎡)が混じった構成になっています。
分離タイプ(T2)
5階建て3LDK(内法基準で78.04㎡)が20戸で1つの棟になっていますが、構造的には階段で分離されていて、階段が中央でジョイントされている格好になっています。そのため2ヶ所かる階段は吹き抜けになっていて、風や雨の日はちょっと困りますが、それでも階段からの眺めはすばらしいものがあります。中央階段タイプ(T3)
5階建て4LDK(内法基準で95.19㎡)で中央に階段があり、1棟が10戸で構成されています。1階は専用庭、最上階はロフト付きです。このタイプは間取りがよく、住みやすいと言われています。段差タイプ(T4)
4LDK(内法基準で90.11㎡)5階建てで1棟が20戸で構成されています。ゆるやかな斜面地に建っているので中間で建物に段差があるのが特徴です。