1月25日(日)に団地内防災訓練を実施しました
毎年恒例になっているエステート聖ヶ丘-3団地の団地内防災訓練を、今年も厳寒期の1月25日に、みなさまの協力を得て行いました。参加者は居住者の方をはじめ、理事会、ブロック委員会、防災委員会のメンバー、それに消防団第四分団のみなさん、聖ケ丘三丁目南のみなさん、グループホームどんぐりのみなさんなど含め110人の方々でした。アンケートや経費も含め詳しい報告は次号No346でさせていただきますが、今号では、今年新たにチャレンジしたことについて以下にご報告します。
役割をあらかじめ決めずに行いました
災害時には理事会や防災委員会のメンバーが団地内に居るとは限らないので、実際にはたまたまそこにいた人たちで協力してことに当たる必要に迫られます。そこで、今年の団地内防災訓練では、より災害時に近づいた訓練を行うため、ブロック委員のみなさんの役割を事前に決めずに当日集まったときに決める方式を試行してみました。結果として、非常にうまくいった部分と、今後の課題と思われる部分があり、有意義でしたが今後も経験を積むことが大切と思いました。
緊急持ち出し品を4種類に分けました
災害時の緊急持ち出し品は、一般にバッグに入れて市販されていますが、おしきせのものでは災害時に役に立たないので、自分で使い慣れたものを集めて日常的に持っているとか近くにおいてあるということが欠かせません。必然的に持ち出し品の内容は各自、各家庭で違ったものになってきます。今回は、ひとつのサンプルとして、(1)最低限必要なグッズ、(2)3日分生活するために必要なもの、(3)1週間の生活に使用可能な用品に分けて、さらに(4)乳幼児や女性に必要な用品を区分けして展示説明しました。特に、(4)についてはいままで盲点だったので、今後も検討を重ねていかなければならないと考えています。
三角巾の使い方の講習を行いました
今年度から普通救命講習会を復活しましたが、その流れから傷の応急手当も基本的なところは習得しておきたいということで、今年は三角巾の使い方の実演を行いました。実際には三角巾という製品である必要はなく、シーツなどの布切れがあればよいのですが、使い方を覚えて体得しておくと、いざというときに応用が利きます。このような基礎訓練は今後もより充実させて継続する予定です。
防災テレビの実演を行いました
今年度、災害時を想定して停電でもテレビを視聴できるように低電力テレビと簡易アンテナを購入しました。これとすでにあるカセット式発電機を組み合わせると外部から完全に独立したテレビ視聴システムができあがります。設定に手間取りましたが、ちゃんとテレビ視聴することができました。
スタンドパイプの実演を行いました
今回、いままで交流の無かった消防団第4分団のみなさん7名にポンプ車で来ていただき、52街区西階段の路上にある消火栓から災害時に給水、放水が可能なスタンドパイプの実演をやっていただきました。第4分団は当団地もテリトリーに含んでいるので、今後ともお付き合いをしていきたいと考えています。